湯シャンでの臭い対策3つのこと

湯シャンは、頭皮と髪を健康にし、そして正しい対策をとっていれば臭いもそれほど気にならなくなります。頭皮と汚れのメカニズムさえ知っていればそれほど難しくはありません。

 

 

強く洗いすぎない

 

頭皮の常在菌は非常に弱い性質をしていて、じつはお湯でも強く洗いすぎたりすると流れ落ちてしまいます。やさしく時間をかけて頭皮と髪をお湯で流し、しっかりとタオルでこするようにして汚れだけを取るようにしましょう。

 

湯シャンならば強い化学物質はふくまれていませんから、常在菌もすぐに復活して頭皮のバリア能力をよみがえらせてくれるでしょう。また、熱すぎるお湯を使うのもよくありません。

 

お湯が熱すぎると、新陳代謝のためにはがれ落ちた皮膚細胞が固まってしまい、強い汚れに変化します。これも臭いの元になるので、お湯はぬるめに設定しましょう。

 

ヘアブラシ

湯シャンの洗う成分は”お湯”だけですから、シャンプーの合成界面活性剤のような汚れを溶かす成分はありません。

 

また、お湯でふやかされた汚れは一度頭皮から離れ、また髪などにこびりついてしまうこともあるんです。

 

これをできるだけ防ぐために必要なのが「ヘアブラシ」です。

 

洗髪の前に、目のこまかいヘアブラシで、髪にこびり付いた細かな皮膚細胞や油分をこそぎ落とすことで再付着を防ぐことができます。これをやるとやらないとでは、臭いのあらわれかたに大きな差が生まれるんです。

 

 

保湿

 

湯シャンといってもかなりの洗浄力があって、油分などはほとんど洗い流すことができます。

 

しかし、人の頭皮にはある程度の脂分は必要なので、外部から保湿をしなければ、頭皮の中から自動的に皮脂が分泌されて出てくるんです。

 

頭皮が乾燥していればしているほど分泌も多くなります。この皮脂が酸化することでも臭いは強くなりますから、湯シャンの後には「保湿」を心がけましょう。

 

頭皮にしっかりとうるおいがあれば、皮脂分泌は少なくなって臭わなくなるはずです。

 

 

湯シャンはなぜ臭うのか?

ちゃんとした知識がなく湯シャンをはじめた女性は必ず「臭い」で失敗するはずです!これは、どんなに体臭が少ない女性でも確実に起きることなんですね。

 

長年続けてきたシャンプーには、「合成界面活性剤」という脂や汚れだけではなく、皮膚の細胞までも溶かしてしまうような強烈な洗浄成分が入っています。

 

それをやめるわけなので、汚れが残って臭うのはとうぜんのことなんです。

 

 

頭皮に必要な脂分が残るので臭う

 

人の頭の皮膚は薄い細胞膜で覆われていて、これを「バリア機能」といいます。そこに、頭皮から分泌された脂質(油分)でうるおいを与えて皮膚の健康を保っています。

 

この油分は皮膚とその下にある真皮細胞を守るためには無くてはならないものですが、シャンプーはこれを洗い流してしまうことで、いろんな皮膚トラブルを起こしてしまうんです。

 

湯シャンならば必要以上に脂分を洗い流さず、適度な分泌をさせて頭皮を守ることができます。ただし、この油分は空気に長時間触れることで「酸化」して臭いを放つようになります。

 

また、湯シャンのやり方によっては肌が乾燥してしまい、それを補うために皮脂がどんどん分泌されてしまうので、臭いもキツくなりやすいんです。

 

 

タンパク質汚れ

 

皮膚は目に見えないスピードで「生まれ変わっている」のを知っていますか?

 

だいたい、2週間から1ヶ月半くらいで古い皮膚が表面からはがれ落ちて、その下の真皮層からニョキニョキと新しい皮膚が生まれてきます。

 

この”はがれ落ちる皮膚”が、人の「垢」です。垢は動物性の汚れですから、完全にはがれ落ちないと皮膚の表面の汚れとなります。

 

ここに皮脂が加わると、雑菌のすみかになってしまい”臭い”がでてくるんです。タンパク質汚れは、油分のようにかんたんにお湯で流れ落ちないこともありますから、湯シャンの最大の的だと考えていいでしょうね。

 

 

じつはシャンプーをしても臭っている?

湯シャンを途中でやめてしまう人の理由のNO.1は「臭い」です。

 

そして、「臭いが気になるからシャンプーに戻すわ!」と多くの女性が湯シャンをあきらめるのですが、じつは「シャンプーしても臭っている」ということはあまり知られていませんよね?

 

 

 

常在細菌を殺してしまう合成界面活性剤

 

人の皮膚には「常在細菌」という良い菌が住み着いていてバリア機能を高めています。この菌が元気ならば雑菌は繁殖しないので、臭いもキツくなりません。

 

しかし市販のシャンプーに含まれている、石油系の合成界面活性剤は、常在細菌を完全に殺してしまうので、頭皮のバリア機能は弱くなっています。

 

ですから、シャンプーをして数時間もたつと、じつは頭皮はかなりの臭いを出しているんです。ただ、市販のシャンプーには強力な「香料」が入っていますから、それに気づきにくいんですね。

 

病気などの理由で3日もお風呂に入らなかったら、シャンプーで洗っている頭は雑菌が繁殖してかなり強い臭いがするようになるんです。

 

 

 

「毎日シャンプーしたい!」は依存的状態?

 

現代の女性ならば、毎日シャンプーすることが常識で、中には1日のうちに2度、3度とシャンプーをする人もいますよね。これも、常在菌を殺してしまっているから、短時間で雑菌が増えてしまうので、臭いに敏感な女性はそれを気にしてしまうんです。

 

こういった女性の頭皮には常在細菌は存在しないので、「雑菌を殺す→臭う→シャンプーする」といった繰り返しを続けています。これは、「シャンプーの依存的状態」だといってもいいでしょう。

 

この依存を脱出し、湯シャンにシフトするなら、専門クレンジング剤などを代用するなど対策をとるといいでしょう。

 

 

〈湯シャンの臭い対策〉

  • ヘアブラシで洗髪前にブラッシング
  • 洗いすぎないように注意
  • 専用クレンジング剤で代用